秋の美肌食材

2023.10.05

秋は乾燥や気温の変化によりお肌が敏感になりがちですが、適切な食材と栄養を摂取することでお肌の健康をサポートをできますので、おすすめの食材をいくつかご紹介いたします。

カボチャにはビタミンAとカロテンが豊富に含まれています。

これらの成分はお肌の健康を保つのに役立ち、潤いを与えます。

カボチャのスープなど、生姜やニンニクを加えて風邪予防効果も得られる一品がおすすめです。

サケにはオメガ-3脂肪酸が豊富に含まれており、炎症を抑え、お肌を滑らかに保つ助けになります。

グリルしたサケにレモンとハーブを添えて、美味しくリラックスした夕食を楽しんでみてください。

アーモンドにはビタミンEと健康的な油分が含まれており、お肌の保湿に役立ちます。

アーモンドをトーストやフライパンで加熱して、ヨーグルトや酢とオリーブオイル、塩胡椒と和え、サラダのドレッシングとして朝食に食べると香ばしく美味しく頂くことができます。

ほうれん草には鉄分やビタミンCが含まれており、血行を促進し、お肌の血色を良くします。

サラダに生のベビーほうれん草を使ったり、りんごやバナナと合わせてスムージーにするのがおすすめです。

さつまいもの主成分は炭水化物ですが、他にもビタミンCやE、ベータカロテンや食物繊維、カリウムも含む野菜です。

さらに、さつまいもを切った時にでる乳白色の液は、「ヤラピン」といい、これは食物繊維との相乗効果で腸内環境を整える効果が期待できる成分です。さつまいもを蒸して、バターやシナモンで風味を付けたり、スープに加えたりして楽しむことができます。

また、皮付近にはポリフェノールやアントシアニンなどの抗酸化物質が含まれているので、良く洗い皮ごと食べるのがおすすめです。

旬の食材を取り入れた食事は、お肌の不調を改善し、これからの寒く乾燥する季節に備え美肌をサポートします。

暦では10月下旬の事を「霜降-そうこう」といい、秋が深まり朝晩の冷え込みが増す時期で、日本の北部や山間部では露が霜に変わり、霜が降り始めることから暦の上で霜降と言われるそうです。

寒暖差もあり、身体が寒さに慣れず体調を崩しやすい時期なので、スープや鍋料理などで身体を温め冬の寒さに備えましょう。

毎日のスキンケアとバランスの取れた食事、旬の食材を取り入れることがお肌の健康を保つために必要ですね。